2/21の活動はB-P祭です。ボーイスカウトの創始者ベーデン・パウエル卿の生誕を祝います。

今回は西宮11 団、西宮25団が合同で開催。

初めて会うスカウトもいるので 緊張をほぐすため、公園でジャンケン列車ゲームをしました。

     
  
 

緊張がほぐれたところでB-P祭の会場へ。ビーバー、カブ、ボーイのスカウト達が集合しました。

  

スカウト達ボーイスカウトの創始者ベーデン・パウエル卿の生涯、スカウト達へのメッセージなどを映像を見ながら勉強しました。

  
ボーイスカウトは班ごとにスタンツ(即興劇)の発表をしてくれました。

  

ベーデンパウエル卿に敬意を表し、皆で、献花しました。

   
 

今回のB-P祭ではベーデンパウエル卿のスカウト達への最期のメッセージが印象に残りました。

スカウト達も何か感じてくれたと思います。

以下、本より抜粋です。

B-P最期のメッセージ

スカウト諸君
「ピーターパン」の劇を見たことのある人なら、海賊の首領が死ぬ時には、最後の演説をするひまはないにちがいないと思って、予めその演説をするのを覚えているであろう。 私もそれと同じで、今すぐに死ぬわけではないが、その日は近いと思うので、君たちに別れの言葉を送りたい。
これは、君たちへの私の最後の言葉になるのだから、よくかみしめて読んでくれたまえ。
私は、非常に幸せな生涯を送った。それだから君たち一人一人にも、同じように幸福な人生を、歩んでもらいたいと願っている。 神は、私たちを幸福に暮らし楽しむようにと、この素晴らしい世界におくってくださったのだと、私は信じている。 金持ちになっても、社会的に成功しても、わがままが出来ても、それによって幸福にはなれない。幸福への第一歩は、少年のうちに、健康で強い体をつくっておくことである。 そうしておけば大人になった時、世の中の役に立つ人になって、人生を楽しむことが出来る。

自然研究をすると、神が君たちのために、この世界を、美しいものや素晴らしいものに満ち満ちた、楽しいところにおつくりになったことが、よくわかる。 現在与えられるものに満足し、それをできるだけ生かしたまえ物事を悲観的に見ないで、何事にも希望を持って当たり給え。

しかし、幸福を得る本当の道は、他の人に幸福を分け与えることである。この世の中を、君が受け継いだ時より、少しでもよくするように努力し、後の人に残すことが出来たなら、死ぬ時がきても、とにかく自分は一生を無駄に過ごさず最善を尽くしたのだと言う満足感をもって、幸福に死ぬことが出来る。幸福に生き幸福に死ぬために、この考えにしたがって、「そなえよつねに」を忘れず、大人になっても、いつもスカウトの

ちかいとおきてを、堅く守り給え。神よ、それをしようとする君たちを、お守り下さい。

B-P署名

君たちの友

ベーデン・パウエル・オブ・ギルウェル